避難所はストレスがたまりやすい環境です

毎年、日本のどこかで災害が起きているからこそ

災害と住まい

災害は他人事ではない!

災害は他人事ではない!

皆さんは災害と住まいについて考えたことはありますか?このサイトでは、私の住まい探しや災害ボランティアの経験を通して考えた、災害被害に遭わないための住まいの選び方や、災害に遭ってしまった時の生活についてまとめました。皆さんのお役に立てれば幸いです。

避難生活について

避難生活について

避難所の実際の姿

熊本地震の復興ボランティアとして救援物資を届けるために、最も多くの被災者が避難している益城町の総合体育館に訪れました。避難所となっている学校の体育館が地震で使えない状態のため多くの被災者が総合体育館に集まっていましたが、建物の中の空気はかなりよどんでいて、体調を崩して手当を受けている人も多くいました。
まず、避難所に指定されている施設は地震の揺れに耐えられる構造にするべきす。耐震基準に満たない施設は避難所の指定から外し、早急に耐震工事をしたり、現在の耐震基準に沿った建物を建設するなど、国と自治体が一体になって推し進めるべきだと思います。また、長期間の滞在を想定して、建物は通気性を考慮する必要があると感じました。
私が避難所に訪れたときは全国各地から救援物資が届いて避難生活に不自由はありませんでしたが、地震発生から2~3日は食料や水がかなり不足していたようです。交通網のマヒなどで救援物資が届くのに時間がかかるので、日ごろから非常事態に備えた食料や物資の備蓄が重要になってきます。
避難所はプライバシーが確保されない不自由な集団生活であるため、避難所で生活する人の多くは強いストレスを感じています。避難生活が長引くとストレスも蓄積され、健康にも大きな支障をきたします。

「災害関連死」「震災関連死」とは?(2019年7月8日追記)

「災害関連死」「震災関連死」という言葉をご存知でしょうか?避難生活によって過労、体調悪化などが原因で亡くなる事を指します。トイレを我慢するために水分接種を控えたり、車中泊によるエコノミー症候群など循環器疾患、心臓病、脳血管障害をはじめ、換気不十分による肺炎などの呼吸器疾患、慣れない生活による身心ストレス、また持病のある人は処方薬が欠かせませんがそれが足りず悪化したりと、様々な要因があります。
熊本地震では、地震で命を落とした人よりも、その後の「震災関連死」で亡くなった人の方が多いと報告されています。
復興庁のサイトには2011年3月に発生した東日本大震災の災害関連死の死者数の統計が公開されていますが、2019年3月31日時点で3,723人の方が亡くなっています。言い方を変えれば、3,723人の方は地震に助かりました。しかし、その後の避難生活などが原因で3,723人の方は亡くなったということです。また、統計開始を開始した2012年3月31日時点の死者数は1,632人でしたが、2倍以上増えているのも見逃せません。東日本大震災が発生してから8年経った今でも苦しんでいる人がいる事実。「災害関連死」「震災関連死」これは本当にあってはならないことです。
1人でも多くの人が避難所でも肉体的・精神的に健康な状態を保つために、事前に対策をしなければならない局面に差し掛かっているといえるでしょう。